お得意様

日曜夜のテレビ番組 「大改造・劇的ビフォーアフター」

たま~に見るんですが毎回驚かせられます


あのようなサプライズっていいですね

人に喜び・感動を与えられるっていうのに憧れます。

感動はともかく、喜びくらいは少々与えられるよう努力努力・・・・


時折、リフォームに携わった「匠」と呼ばれる建築家さんも

施主と一緒にもらい泣きしたり・・・
「歳のせい」か、ああいうのに弱いです

 

さて、この番組でずいぶん前ですが気になった回がありました
とあるソロバン塾のリフォームです

・築何十年の木造2階建ての自宅兼教室の建物
・1階全部と2階奥が自宅スペース
・2階手前が教室スペース
・入口は1つ
・トイレも1つ(お風呂場がトイレの横に!)

 

だから塾生(ほぼ小学生)は入口で家の人に挨拶してから

階段を上がって2階の教室へ

 

トイレを借りる時も1階から少し入って
家の人に「すみませんトイレお借りします」と挨拶してからトイレを借りる

映像ではトイレに塾生が入る時、その家のおじいちゃんがお風呂から出て更衣中でした

(もちろん、カーテンで仕切ってましたが) 

家の人も気を遣う。もちろん塾生も

 

リフォームの詳細は忘れましたが
2階の塾へ直接入れる、階段・入口・トイレを新設
よって、各々気遣いが不要になった
めでたしめでたし!

 

でも私は少し複雑な心境でした
確かに家の人にとって私生活の気遣いが無くなったのは大きい
が、子供たちが自然と「礼儀・気遣い・心配り」を体験し学ぶ機会が無くなった
これってどうなの?と・・・

 

実は、お得意様にそろばん塾の経営者がいます
この件をお話したら「う~ん、確かにそう!でも今の子は難しい」
ちょっとこの話で盛り上がっちゃいました

 

その勢いで余計なお世話(じゃなくてご提案)
・御年輩のかた向け「指を動かし頭を使い、ボケ防止」なんてどうかと
 高齢者枠を少人数作り、月謝を少し安くして募集
・子供と高齢の方が一緒に学ぶソロバン塾!
 子供にとってもお年寄りと触れ合う機会は有意義
 お年寄りにとっても刺激的

 

後々お会いしたら本気にされていてこの話進んでいるそうです。
少しはお役に立てたのでしょうか?
(私的にはかなり自己満足でした)