政権交代&アベノミックス

 昨年12月の衆議院総選挙

3年数か月振りに、政権交代となりました。

これは日本にとって良かったのかどうなのか。

 

「アベノミックス」という言葉が毎日報道で踊っています。

円安、株価上昇、景気判断の上方修正など、良い材料が数多くあります。

 

さて、選挙結果はともかく、私の考えはどうかというと、

日本人は勝手すぎ。自分の事は棚に置いて、政治家に責任を押し付ける。

私は「政治には金がかかる」と思ってます。

第一、選挙に勝つためには、名前を知ってもらわないといけない。

主義主張も理解してもらう。

何をするにもお金がかかります。

 

ずいぶん前の話ですが、

漫才師の「西川きよし」さんが参議院議員だった時代、

議員さんの資産公開?収支報告?の件の報道があり

西川きよしさんが

「自分はそんなにお金をかけていない。

 他の議員さんがなぜお金をそれほどかけるのか疑問」

というような記事が写真付きで掲載されました。

その記事を見て「マスコミって本当にバカ」と思いました。

(私も若かったので、当時の過激な表現はおゆるし下さい)

 

名前を売る必要のない人。

ギャラを払ってでもテレビ・ラジオに出てほしい人

既に大人気のタレントさんなら不要な努力を

普通の政治家はしなければならないはずです。

そんな判り切った事実を「金のかからない政治を」と称して

同じ土俵で評価するって、おかしいと思いませんか?

「あなたはタレント議員なので、他の議員さんと一緒に比べるのは

 ムリがあると思いませんか?」などと質疑した形跡は記事にありませんでした。

 

国民の側も、真剣に政治家に向き合っているとは言い難い。

本当に向き合っているなら、政治家を育てる努力も必要。

育てるなら、育てたいと思う人にお金も口も出さないと。

よくテレビで

「もっと国民が期待できるような政策を出すべき」とか

「景気が良くなるような・・・」とか

色々調子のいい事を評論家がいいますが、

だったら何か具体案は無いのか?!と言いたい。

 

外交問題についても、

確かに日本は外交オンチかもしれませんが、

したたかに外交努力を影でしているとすれば、

それを公にはできないでしょう。

何にもしていないと声高に叫ぶ報道も数々ありますが、

相手国あっての外交ですがら、駆け引き内容は公表できないはず。

 

最近の中国の動きについては10年以上前からわかっていたことなのに、

どうしてマスコミは、強く報道しなかったのでしょう?

外交問題についての私の意見としては、

結果どうなるか判らないけれども

中国の軍事行動により、日本人が国防意識を高め、

結果、日本を色々な意味で強くするチャンスと感じます。

かつて幕末に黒船が来たときのように・・・・。

 

国民も、もっと大人になるべきだと。

もちろん、私もですが。